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サッカー観戦初心者の方のこんなお悩みを解決します。
サッカーの試合を見ていると、コーナーキックはよく目にするプレーです。
ただ、コーナーキックは試合中にサラッと行われるので、あまり詳しいルールを知らないという方は多いのではないでしょうか。
そこで、今回はコーナーキックについて詳しくお伝えしていきます。
コーナーキックの基本ルール、コーナーキックかゴールキックかの判断方法、コーナーキックの細かいルールなどをお伝えしているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
読み終えるころには、きっとコーナーキックについて詳しくなっていますよ。
サッカーのコーナーキックの基本ルール
まずはコーナーキックの基本ルールについてお伝えしていきます。
基本は知っているという方は読み飛ばしても大丈夫です。
コーナーキックとは
コーナーキックとはボールがピッチ外に出たときの試合再開方法の一つです。
ピッチの角からボールを蹴り入れるプレーになりますね。
コーナーキックとなるのは以下の2パターンが考えられます。
- 自分のチームの選手が最後に触ったボールが、自分側のゴールラインからピッチの外に出たとき
- 相手のチームの選手が最後に触ったボールが、相手側のゴールラインからピッチの外に出たとき
コーナーキックとなるパターン①
コーナーキックとなるパターンの1つ目は「自分のチームの選手が最後に触ったボールが、自分側のゴールラインからピッチの外に出たとき」です。
下の図であなたは青チームの選手だとします。
今、自分のチーム(青チーム)の選手が最後に触ったボールが自分側(青チーム側)のゴールラインからピッチの外に出ています。
この場合は相手チーム(ピンクチーム)のコーナーキックで試合が再開となります。
コーナーキックとなるパターン②
コーナーキックとなるパターンの2つ目は「相手のチームの選手が最後に触ったボールが、相手側のゴールラインからピッチの外に出たとき」です。
下の図であなたは青チームの選手だとします。
今、相手のチーム(ピンクチーム)の選手が最後に触ったボールが相手側(ピンクチーム側)のゴールラインからピッチの外に出ています。
この場合は自分のチーム(青チーム)のコーナーキックで試合が再開となります。
コーナーキックかゴールキックかの判断方法
サッカーではゴールラインからボールがでたときには「コーナーキック」と「ゴールキック」の2種類の試合再開方法があります。
ゴールラインからボールが外に出たときは以下の2つのポイントに着目してみてください。
- どちらのチーム側のゴールラインからボールが外に出たのか
- ボールが外にでる前にどちらのチームの選手が最後にボールに触ったか
この2つのポイントが同じチームだったらコーナーキックでの再開となります。
例えば青チーム側のゴールラインからボールが外にでた際に、最後にボールに触ったのは青チームだった場合は以下のようなります。
- どちらのチーム側のゴールラインからボールが外に出たのか⇒青チーム側
- ボールが外にでる前にどちらのチームの選手が最後にボールに触ったか⇒青チーム
2つのポイントが同じチームなのでコーナーキックでの再開となりますね。
ちなみに2つのポイントのチームが違う場合はゴールキックでの試合再開となります。
例えば青チーム側のゴールラインからボールが外にでた際に、最後にボールに触ったのはピンクチームだった場合は以下のようなります。
- どちらのチーム側のゴールラインからボールが外に出たのか⇒青チーム側
- ボールが外にでる前にどちらのチームの選手が最後にボールに触ったか⇒ピンクチーム
2つのポイントが違うチームなのでゴールキックでの再開となりますね。
ゴールキックについては「サッカーのゴールキックのルールを詳しく解説!【7つの細かいルール】」で詳しくお伝えしています。
どちらのチームのコーナーキックかの判定方法
どちらのチームのコーナーキックとなるかの判断は簡単で、最後にボールに触っていないチームのゴールキックとなります。
例えばピンクチームの選手が最後に触ったボールが、ピンクチーム側のゴールラインからピッチの外に出たときには青チームのコーナーキックとなるといった感じですね。
サッカーのコーナーキックの細かいルール8つ
ここからはコーナーキックの細かいルールを8つお伝えしていきます。
①:コーナーキックの時間は決まっていない
コーナーキックは明確に何秒以内に行わなければならないという決まりはありません。
ただ、あまりにも時間をかけすぎていると審判が判断した場合には遅延行為とみなされて、イエローカードが提示されます。
➁:ボールがピッチ外に出た場所から近い角から行われる
コーナーキックはボールがピッチ外に出た場所から近い角から行われます。
下の図のようにゴールラインを上下に分けたときに、上側からボールが出たら上側の角から、下側からボールが出たら下側の角からコーナーキックとなりますね。
③:ボールはコーナーアークに静止させる
コーナーキックのキッカーは蹴る前にボールをコーナーアークに静止させなくてはなりません。
コーナーアークとはピッチの4隅にある枠線です。
コーナーキックを蹴る際にはコーナーアーク内かコーナーアークに触れる場所にボールを静止させる必要があります。
コーナーアークに少しでもかかっていればOKとなりますね。
④:蹴る人は誰でもOK
キッカーは試合に出ている選手ならだれでも大丈夫です。
あまりないパターンですが、ゴールキーパーがキッカーとなることも認められていますね。
実際にはチーム内で「コーナーキックはこの選手が蹴る」とあらかじめ決めているケースが多いです。
また、コーナーキックを蹴る選手は試合内で何度変えても問題ありません。
一度目を蹴ってあまりいいコーナーキックではなかった場合、次は違う選手が蹴っても大丈夫です。
キッカーの選出方法でよくあるのはゴールを正面から見て、右側からのコーナーキックの場合は左利きの選手が、左側のコーナーキックは右利きの選手がそれぞれコーナーキックを蹴るというパターンですね。
これはゴールに向かうようなコーナーキックを蹴りやすいという理由からそうしています。
もちろん多いというだけで、右からのコーナーキックを右利きの選手が蹴ってはいけないわけであはりません。
チームの考え方や試合状況次第で変わってきます。
⑤:どこに蹴ってもOK
コーナーキックはどこに蹴ってもOKです。
ただ、キッカーは一度ボールを蹴ったら誰かほかの選手が触るまではボールに触ることができません。
なのでコーナーキックからキッカーがドリブルしてスタートするといったプレーは禁止されていますね。
試合中に多いのは以下の3パターンのコーナーキックです。
- ニアへのコーナーキック
- ファーへのコーナーキック
- ショートコーナー
ニアへのコーナーキック
ニアとはピッチを半分に分割したときに、コーナーキックを蹴る人から見て近い場所のことです。
ニアサイドともいわれますね。
ニアサイドにいる選手を狙って蹴るコーナーキックがニアへのコーナーキックです。
ニアへのコーナーキックだと長いので「ニア」と呼ばれることが多いですね。
ニアの反対語が次にお伝えするファーとなります。
ファーへのコーナーキック
ファーとはピッチを半分に分割したときに、コーナーキックを蹴る人から見て遠い場所のことです。
ファーサイドともいわれますね。
ファーサイドにいる選手を狙って蹴るコーナーキックがファーへのコーナーキックです。
ファーへのコーナーキックだと長いので「ファー」と呼ばれることが多いですね。
ファーの反対語が先ほどお伝えしたニアとなります。
ショートコーナー
ショートコーナーとは単純にゴール前に蹴り入れずに、下の図のように近くの味方選手に短くパスをするコーナーキックのことです。
変化をつけたいときなどによく使われますね。
⑥:コーナーキックを行う側のチームの選手について
コーナーキックを行う側のチームの選手は基本的にどこにいても問題ありません。
多いのは相手のペナルティーエリア内にディフェンダーの選手が上がってくるというパターンですね。
これはディフェンダーの選手は背が高くてフィジカルが強い選手が多いため、コーナーキック時のゴール前での競り合いに勝ちやすいからです。
ただ、ディフェンダーが全員上がると自分達のゴール前が手薄になるので背のあまり高くない選手などが何人か残る場合が多いです。
⑦:コーナーキックを行わない側のチームの選手について
コーナーキックを行わない側のチームの選手はコーナーキックが行われる角から約9.15m以上離れなくてはなりません。
コーナーキックを行わない側のチームの選手は、コーナーキックが行われるまでは下の図の黄色いエリアに入れません。
理由は単純で、近すぎるとコーナーキックを邪魔することになるからです。
これ以外はコーナーキックを行わない側のチームの選手もどこにいても問題ありません。
よくあるのは全員が守備のためにゴール前に戻るのではなくて、何人かの攻撃の選手は相手陣内に配置しておくというパターンです。
こうすることでコーナーキックを守り切って、ボールを奪取したらすぐに攻めることができるようになります。
⑧:オフサイドにならない
コーナーキックから直接ボールを受けたときにはオフサイドになりません。
これは上の図のようにオフサイドラインがボールの位置になっているためですね。
ただ、コーナーキックを蹴った後に一度誰かほかの選手が触った場合にはオフサイドが適用されます。
例えば上の図のように一度Bがボールを触ると、オフサイドラインは相手の後ろから2人目の選手であるCを基準にひかれます。
こうなるとDはオフサイドポジションにいるので、ボールをもらうとオフサイドの判定になりますね。
オフサイドにならないのはあくまでコーナーキックから直接ボールを触った場合のみです。
オフサイドについては「サッカーのオフサイドのルールを詳しく解説!【意外と簡単です】」で詳しくお伝えしているので、読んでみてください。
サッカーのルールを効率よく学ぶ方法
サッカーのルールを学ぶには実際に試合を見るのが一番
サッカーにはコーナーキックのように細かいルールが色々あるので、一気にすべてを学ぶのは大変です。
なので、実際に試合を見て、わからなかったところを調べて学んでいくのがおすすめですね。
この学び方ならサッカーの試合を楽しみながら、効率よくルールを覚えていくことができます。
例えば勉強のようにサッカーのルールを全部覚えてから試合を見ようとすると、途中で挫折しがちなのでおすすめしません。
正直、サッカーは基本的なルールさえ知っていれば十分に楽しめます。
なので、まずはサッカーの試合を楽しんで、細かいルールは遭遇したときに学べばOKです。
サッカーの試合を見る方法は「【サッカー観戦を趣味にしよう!】サッカーを楽しむための簡単3ステップ」で詳しくお伝えしているので、参考にしてみてください。
サッカーの試合は大画面で見た方がわかりやすい!
今、スマホなど小さい画面でサッカーを見ている方はボールを見失ったり、選手が小さくて誰が誰だかわかりづらかったりしませんか?
そんな方におすすめなのが「プロジェクターを利用して試合を見る」ことです。
プロジェクターを利用すれば、下の画像のように大画面でサッカーを見ることができるようになります。
私はプロジェクターを使って「約130cm(縦)×約230cm(横)」の大きさでサッカー観戦を楽しんでいます。
プロジェクターの映像の下にあるのが20インチ(約25cm×約44cm)のテレビですが、比較するとプロジェクターの画面の大きさがよくわかると思います。
試合がよりわかりやすくなるので、サッカー観戦初心者の方にこそおすすめですね。
また、プロジェクターを使った映像はスポーツバーで見るのと同じかそれ以上の大きさなので、迫力満点です。
スポーツバーだと混んでいて見づらいことが多いですが、プロジェクターさえあれば大画面の試合映像を家で独占することができるようになります。
まるでスポーツバーを貸し切りしたかのような贅沢な気分を味わうことができますね。
プロジェクターはそれぞれの機種ごとにメリット、デメリットがありますが、私が一番おすすめするのは「Anker Nebula Capsule II」です。
おすすめする理由やほかのプロジェクターについては「サッカー観戦におすすめのプロジェクター5選【小さい画面から卒業しよう】」で詳しくお伝えしています。
もちろんプロジェクターを使えばサッカーだけではなく、映画、音楽のライブ映像、ゲームなども大画面で楽しめるようになります。
ぜひプロジェクターを手に入れて、大画面の映像を楽しみましょう!
まとめ:サッカーのコーナーキックのルールを覚えて試合を楽しもう!
今回はコーナーキックの細かいルールについてお伝えしました。
コーナーキックの細かいルールをまとめると以下となります。
- コーナーキックの時間は決まっていない
- ボールがピッチ外に出た場所から近い角から行われる
- ボールはコーナーアークに静止させる
- 蹴る人は誰でもOK
- どこに蹴ってもOK
- コーナーキックを行う側のチームの選手はどこにいてもいい
- コーナーキックを行わない側のチームの選手は9.15m以上離れなくてはならない
- オフサイドにならない
サッカーはすべてのルールを覚えなくても大丈夫ですが、細かいルールまで知っていると、より試合が楽しくなります。
ほかのサッカーのルールはこちらにまとめているので、あわせて読んでみてください。