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サッカーのスローインの細かいルール10個を解説!【意外と奥深い】

2021年11月14日

サッカーのスローインのルールを詳しく解説

 

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サッカー初心者
サッカーの試合を見ていたらスローインのときファールになってたけど、なんで?

スローインについてもっと詳しく知りたい!

 

サッカー観戦初心者の方のこんなお悩みを解決します。

 

サッカーの試合を見ていて「スローインのときにファールになったけど、何でファールになったのかよくわからない」と思ったことはありませんか?

プロのサッカー選手は簡単そうにやっていますが、実はスローインは細かくルールが決まっています。

 

今回はスローインの細かいルール10個をご紹介します。

 

これを読めばスローインに関する知識が深まり、試合中に「あのルールに反したから、今ファールになったんだな」とすぐにわかるようになります。

ぜひ、以前疑問に感じた場面を思い出しながら読んでみてください。

 

 

サッカーのスローインの基礎ルールをおさらい

サッカーのスローインの概要をおさらい

細かいルール解説の前に、まずはスローインの基礎についておさらいしていきます。

知っている方は読み飛ばしてしまっても大丈夫です。

 

スローインの概要

スローインとはタッチライン(コートの長い辺)からボールがコートの外に出たときの試合再開方法です。

ボールがタッチラインからコートの外に出たとき、ボールに最後に触っていないチームのスローインで試合が再開されることになりますね。

 

例えば、下の図のように青チームが最後にボールに触ってボールがタッチラインからでたとします。

 

スローインの復習

 

この場合は最後にボールに触っていないピンクチームのスローインで試合が再開されることになりますね。

 

スローイン復習2

 

スローインはボールが出た場所から、手でボールを持って頭の上からコート内に投げ入れます。

スローインの仕方

こんな感じでコート内にボールを投げ入れます。

 

スローインはゴールキーパー以外の選手がボールを手で触れる唯一のプレーです。

 

スローインには細かいルールがあり、これに反したスローインのことをファールスローと呼びます。

ファールスローを審判にとられるとスローインの権利が相手に移ることになります。

 

サッカーのスローインの細かいルール10個を解説

サッカーのスローインで覚えておきたい10個のルールを解説

 

ここからはよりスローインの細かいルール10個をお伝えしていきます。

先に結論から言うと以下の10個となります。

 

 

気になるものから読んでみてください。

 

①:スローインの時間

スローインは明確に何秒以内に行わなければならないという決まりはありません。

ただ、あまりにも時間をかけすぎていると審判が判断した場合には遅延行為とみなされて、イエローカードが提示されます。

 

➁:スローインの投げ方

スローインをする選手は両手でボールを持って、投げなくてはなりません。

片手でボールを投げるのは禁じられてます。

 

スローイン1

 

また、下の図のように頭の後ろから頭上を通してボールを投げる必要があります。

 

スローイン2

 

必ず頭の後ろに一度ボールを持っていかなくてはなりません。

頭の上からや顔の前からボールを投げるのは禁止されています。

 

スローイン3

 

このルールに違反した場合

ファールスローとなって、スローインの権利が相手側に渡ります。

相手のスローインからプレー再開となりますね。

 

③:スローインをする人

スローインは試合に出ている選手なら誰が行っても問題ありません。

あまりないですがゴールキーパーがスローインをするのもOKです。

 

また、スローインは近くだけでなく長い距離を投げ入れてもOKです。

長い距離のスローインをロングスローと呼びますね。

 

ロングスロー

 

ロングスローでは相手のゴール前に届くように長い距離のスローインをして、コーナーキックと同じような効果を狙うことが多いですね。

 

④:足を完全にコートに入れるのは禁止

スローインでボールを投げるときはタッチライン上かタッチラインの外に足をつけなくてはなりません。

 

スローインをする際の足の位置

 

上の図のようにタッチラインを踏んだり、足の一部がコートの中に入るのは問題ないのですが、コートの中に完全に足を入れることは禁止されています。

 

スローインの足の位置NG例

 

また、スローインの際は両足とも地面につけなくてはいけません。

なので、ジャンプをしてスローインをすることは禁止されています。

 

このルールに違反した場合

ファールスローとなって、スローインの権利が相手側に渡ります。

相手のスローインからプレー再開となりますね。

 

⑤:体はボールを投げる方向へと向ける

スローインでボールを投げる際に体はボールを投げる方向へと向けなくてはなりません。

下の図のように腕だけひねって体の向いている方向と違う方に投げるのは禁止されています。

 

スローインの際は体はボールを投げる方向へと向ける

 

このルールに違反した場合

ファールスローとなって、スローインの権利が相手側に渡ります。

相手のスローインからプレー再開となりますね。

 

⑥:ボールがコートから出た場所からスローインをする

スローインはボールがコートから出た場所から行われることになります。

 

今、下の図のようにピンクチームがボールを外に出したとします。

ボールがタッチラインから外にでた

 

この場合は下の図のように青チームはボールが出た場所からスローインをします。

 

ボールが外にでた場所からスローインをする

 

ただ、実際の試合では正確にボールがコートから出た場所ではなく、結構おおざっぱなこともあります。

 

このルールに違反した場合

あまりにもボールがコートからでた場所とは違うところからスローインをするとファールスローとなります。

ただ、実際にはスローインの権利が相手側に渡るのではなく、審判に場所を直すように注意され、スローインをやり直すケースが多いですね。

 

⑦:スローインをした選手はほかの選手が触れるまでボールに触れることができない

スローインをした選手が他の選手がボールに触れる前にボールを触ることは禁止されています。

 

下の図のように自分の近くにスローインをして、そのボールをそのままスローインをした選手が持つとファールとなりますね。

 

Aの選手がスローインをしています。

スローインをした選手はほかの選手がボールに触れるまで触れることができない

 

Aという選手がスローインをして、そのまま自分でボールを触るのはNGです。

自分の少し前にスローインして、自分でボールを持つのは禁止

 

このルールに違反した場合

他の選手がボールに触れる前にスローインをした選手がボールに触ると、触った場所でファール扱いとなります。

相手チームの間接フリーキックでの試合再開となりますね。

 

⑧:スローインのときの相手チームの立ち位置

相手チームの選手はスローインが行われる場所から2メートル以上離れなければいけません。

 

下の図のようにスローインをしようとしている2メートルの半円の中に相手選手が入るのは禁止されていますね。

 

スローインが行われる場所から2m以上離れる

 

2m以内に入るとあまりにもスローインをする選手に近づきすぎて、スローインができなくなってしまうのでこのようなルールがあります。

 

このルールに違反した場合

相手選手が2メートル以内に入ったのがスローインが行われる前か、行われたときかによって対応が変わります。

  • スローインが行われる前に相手選手が2メートル以内に入った
    ⇒審判が注意を与え、そのままスローインを実施
  • スローインが行われたときに相手選手が2メートル以内に入った
    ⇒相手が妨害した場所から間接フリーキックでの再開

 

⑨:スローインはオフサイドにならない

スローインはオフサイドにはなりません。

下の図のようにスローインのボールを「直接」受けた選手がオフサイドポジションにいても、オフサイドの反則はとられませんね。

 

青チームの選手がオフサイドポジションにいます。

スローインはオフサイドポジションにいてもオフサイドにならない

 

オフサイドポジションでボールを直接受けた場合は、オフサイドになりません。

スローインはオフサイドにならない

 

ただし、下の図のように「間接的」にボールを受けた選手がオフサイドポジションにいた場合には、通常通りオフサイドの反則となります。

 

間接的にボールを受けた選手はオフサイドに

青チームの選手が一度スローインでボールを受けて、オフサイドポジションにいる選手にパスを出しています。

 

通常通りオフサイドに

これは通常通りオフサイドですね。

 

オフサイドについてよくわからないという方は「サッカーでわかりづらいルールNo.1のオフサイドを詳しく解説!」で詳しくお伝えしているので読んでみてください。

 

⑩:スローインが直接ゴールに入ったとき

スローインをして、仮にそのボールが直接ゴールに入ってもゴールとはなりません。

スローインしたボールが直接相手ゴールに入った際は相手チームのゴールキックで試合が再開されます。

 

また、スローインしたボールが直接自分たちのゴールに入った際は相手チームのコーナーキックで試合が再開されます。

 

サッカーのルールを効率よく学ぶ方法

サッカーのルールを効率よく学ぶ方法

 

サッカーのルールを学ぶには実際に試合を見るのが一番

サッカーにはスローインのように細かいルールが色々あるので、一気にすべてを学ぶのは大変です。

なので、実際に試合を見て、わからなかったところを調べて学んでいくのがおすすめですね。

この学び方ならサッカーの試合を楽しみながら、効率よくルールを覚えていくことができます。

 

例えば勉強のようにサッカーのルールを全部覚えてから試合を見ようとすると、途中で挫折しがちなのでおすすめしません。

 

正直、サッカーは基本的なルールさえ知っていれば十分に楽しめます。

なので、まずはサッカーの試合を楽しんで、細かいルールは遭遇したときに学べばOKです。

 

サッカーの試合を見る方法は「【サッカー観戦を趣味にしよう!】サッカーを楽しむための簡単3ステップ」で詳しくお伝えしているので、参考にしてみてください。

 

サッカーの試合は大画面で見た方がわかりやすい!

今、スマホなど小さい画面でサッカーを見ている方はボールを見失ったり、選手が小さくて誰が誰だかわかりづらかったりしませんか?

そんな方におすすめなのが「プロジェクターを利用して試合を見る」ことです。

 

プロジェクターを利用すれば、下の画像のように大画面でサッカーを見ることができるようになります。

 

プロジェクター利用時の大きさ

 

私はプロジェクターを使って「約130cm(縦)×約230cm(横)」の大きさでサッカー観戦を楽しんでいます。

プロジェクターの映像の下にあるのが20インチ(約25cm×約44cm)のテレビですが、比較するとプロジェクターの画面の大きさがよくわかると思います。

 

プロジェクターを利用して大画面で試合を見れば、ボールを見失うことも選手が小さくて誰が誰だかわからなくなるということも減りますよ。

試合がよりわかりやすくなるので、サッカー観戦初心者の方にこそおすすめですね。

青太郎

 

また、プロジェクターを使った映像はスポーツバーで見るのと同じかそれ以上の大きさなので、迫力満点です。

スポーツバーだと混んでいて見づらいことが多いですが、プロジェクターさえあれば大画面の試合映像を家で独占することができるようになります。

 

まるでスポーツバーを貸し切りしたかのような贅沢な気分を味わうことができますね。

 

プロジェクターはそれぞれの機種ごとにメリット、デメリットがありますが、私が一番おすすめするのは「Anker Nebula Capsule II」です。


 

おすすめする理由やほかのプロジェクターについては「サッカー観戦におすすめのプロジェクター5選【小さい画面から卒業しよう】」で詳しくお伝えしています。

 

もちろんプロジェクターを使えばサッカーだけではなく、映画、音楽のライブ映像、ゲームなども大画面で楽しめるようになります。

 

ぜひプロジェクターを手に入れて、大画面の映像を楽しみましょう!

 

まとめ:サッカーのスローインの細かいルールを覚えてサッカーを楽しもう!

サッカーのスローインは意外と細かいルールがあるのでぜひ覚えてみてください!

 

今回はスローインの細かいルールについて詳しくお伝えしてきました。

 

試合中にスローインの場面でファールの判定が下された場合には、この記事の中のどれかのルールに違反したと考えられます。

 

サッカーはすべてのルールを覚えなくても大丈夫ですが、細かいルールまで知っていると、より試合を観るのが楽しくなります。

ほかのサッカーのルールはこちらにまとめているので、あわせて読んでみてください。

 

 

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