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サッカー観戦初心者の方のこんなお悩みを解決します。
チームに所属しているサッカー選手は背番号をつけています。
選手によって色々な番号をつけているので、なにか決め方や意味があるのか気になりますよね。
結論から言うと、背番号はポジションとの関連性は多少あるものの、以下のようなルールを守れば何番をつけてもOKです。
- チーム内で同じ背番号の選手がいてはいけない
- 多くのリーグでは0を除く1~99番をつける
基本的には選手が自由に決めることができますね。
今回は背番号の決め方、背番号とポジションの関連、それぞれの背番号の有名選手について詳しくお伝えしていきます。
目次
サッカーの背番号の決め方
サッカーの背番号は以下のルールを守れば、基本的には何番をつけてもOKです。
- チーム内で同じ背番号の選手がいてはいけない
- 多くのリーグでは0を除く1~99番をつける
ただ、多くの選手は以下の3パターンから背番号を決めています。
- ポジションと関連した背番号をつける
- こだわりの番号をつける
- 空いてた番号をつける
ここから詳しくお伝えしていきます。
ポジションと関連した背番号をつける
サッカーに背番号が導入されたとき、試合ごとにスタメンに1~11番を与える変動番号制でした。
その際にはゴールキーパーが1番を着用して、ポジションが後ろの選手から順番に背番号が与えられていましたね。
このなごりから1番はゴールキーパー、小さい番号は守備的な選手、大きい番号は攻撃の選手というイメージがいまだに残っています。
なので、背番号を決める際には自分のポジションに合ったものを選ぶという選手は多いです。
こだわりの番号をつける
選手によってはこだわりの番号があり、その番号をつけるパターンは多いです。
例えば以下のような感じですね。
- クリスティアーノ・ロナウドはマンチェスターユナイテッドに移籍したとき、当時の監督に「7」をつけてほしいと言われ、そこから「7」にこだわっている
- チェルシーのクリバリは自身と奥さんの誕生日が6/20なので「26」にこだわっている
- リヴァプールのアレクサンダー・アーノルドはアカデミー時代に着けていた「66」にこだわって、トップチームでも着用している
背番号は自身を象徴するので、こだわりの番号を付ける選手は多いです。
空いていた番号をつける
チーム内で同じ背番号を着用することはできません。
なので、仮につけたい番号が空いていなかった場合には、空いている数字からつける必要があります。
その際に多いのは「つけたかった番号に10や20をつける」「足し算をしてその番号になるようにする」というパ2ターンです。
例えば「9」をつけたくても、すでにほかの選手がつけていて選べないという場合
- 「9」に10や20をつけた「19」「29」を選ぶ
- 足し算をすると9になる数字の「45」(4+5=9)を選ぶ
こんな感じで背番号を選んでいる選手もけっこう多いですね。
サッカーの背番号ごとの意味と有名選手の紹介
ここからは1~11番の背番号の意味や役割をご紹介します。
また、それぞれの背番号の有名選手もあわせてお伝えしていきます。
1番
1番は、ほとんどの場合ゴールキーパーが着用する背番号です。
ゴールキーパー以外の選手は、はほとんど着用しません。
実際にJリーグでは1番はゴールキーパー以外は着用してはいけないという決まりがあります。
チームには何人かゴールキーパーの選手が所属していますが、レギュラーのゴールキーパーが「1」を着用するというイメージが強いですね。
背番号「1」をつけた有名選手
- オリバー・カーン
- ノイアー
- チェフ
- クルトワ
- アリソン
2番
2番はディフェンダーの選手がつけることが多い背番号です。
特に右サイドバックの選手がつけることが多いですね。
背番号「2」をつけた有名選手
- カフー
- ダニエウ・アウベス
- イヴァノヴィッチ
- カイル・ウォーカー
- 内田篤人
3番
3番はディフェンダーがつけることが多い背番号です。
特に左サイドバックの選手がつけることが多いですね。
背番号「3」をつけた有名選手
- ロベルト・カルロス
- パオロ=マルディーニ
- ジェラール・ピケ
- アシュリー・コール
- キンペンベ
4~6番
4~6番は守備的な選手がつけることが多い背番号です。
特にセンターバックや守備的ミッドフィルダーの選手がつけることが多いですね。
背番号「4」をつけた有名選手
- ハビエル・サネッティ
- セルヒオ・ラモス
- セスク・ファブレガス
- ファン・ダイク
- 本田圭佑
背番号「5」をつけた有名選手
- ジダン
- プジョル
- ブスケツ
- エッシェン
- 長友佑都
背番号「6」をつけた有名選手
- シャビ
- チアゴ・シウバ
- リカルド・カルヴァーリョ
- ケディラ
- ヴェラッティ
7番
7番は攻撃的な選手がつけることが多い背番号です。
特にウィンガーやセカンドトップでドリブルがうまい選手がつけることが多いですね。
背番号「7」をつけた有名選手
- クリスティアーノ・ロナウド
- ベッカム
- カンテ
- エムバペ
- リベリ
8番
8番はミッドフィルダーがつけることが多い背番号です。
特にボックス・トゥ・ボックスで守備と攻撃のつなぎ役でどちらもハイレベルでこなすことができる選手がつけることが多いですね。
背番号「8」をつけた有名選手
- ランパード
- ジェラード
- イニエスタ
- クロース
- ギュンドアン
9番
9番はフォワードがつけることが多い背番号です。
特にチームのエースストライカーの選手がつけることが多いですね。
背番号「9」をつけた有名選手
- ロナウド
- インザーギ
- フェルナンド・トーレス
- レヴァンドフスキ
- ベンゼマ
10番
10番は攻撃的な選手がつけることが多い背番号です。
特にそのチームのエース選手がつけることが多いですね。
背番号「10」をつけた有名選手
- ペレ
- マラドーナ
- メッシ
- アザール
- モドリッチ
11番
11番は攻撃的な選手がつけることが多い背番号です。
特にウィンガーやセカンドトップで得点やアシストを決めることができる選手がつけることが多いですね。
背番号「11」をつけた有名選手
- ドログバ
- ギグス
- サラー
- ネイマール
- ロイス
サッカーの背番号に関する豆知識
ここからはサッカーの背番号に関する豆知識をお伝えしていきます。
背番号が導入された理由
背番号は選手を識別しやすくするために導入されました。
初めてサッカーに背番号を導入したのはイギリスです。
1928年のイングランドのリーグ戦のアーセナルvsチェルシー戦で背番号をつけたユニフォームを着用して試合が行われました。
背番号はお客さんはお客さん、選手・監督、審判といったサッカーに関わる人すべてにメリットをもたらします。
お客さん:選手を背番号と紐づけることで、誰が誰だかわかりやすくなる
選手・監督:相手選手を背番号で呼ぶことができるので、指示を伝えやすくなる
審判:ファールをした選手を背番号で呼ぶことができる
このようにメリットが大きかったので、世界中に背番号が広がっていきました。
なぜ10番がエースナンバーとなったのか
サッカーでは10番がエースナンバーとされていますが、最初からそうだったわけではありません。
10番がエースナンバーとなったのは、サッカーの王様とも呼ばれるペレの活躍が理由です。
ペレは1958年のワールドカップのスウェーデン大会でたまたま10番を着用しました。
17歳でブラジル代表に選ばれてワールドカップの試合に出場すると、当時の最年少得点記録や最年少ハットトリックを記録するなど大暴れをみせます。
ペレの活躍もあり、ブラジル代表はワールドカップのスウェーデン大会で優勝を果たします。
その後もペレは10番を背負い、ブラジル代表をスウェーデン大会を含めて3度優勝に導くなど目覚ましい活躍をみせました。
やがて10番は世界中のサッカー選手の憧れの背番号となり、10番=エースナンバーというイメージになっていきましたね。
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貧しい子供時代から世界的な選手になるまでのペレの成長が描かれている感動作です。
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永久欠番とは
サッカーチームによっては永久欠番としている背番号があります。
永久欠番とは多大な功績を残した選手を称えるため、その選手がつけていた背番号を欠番として着用できないようにすることです。
主な永久欠番と着用していた選手のまとめ
クラブ | 永久欠番 | 着用していた選手 | 備考 |
ナポリ | 10 | マラドーナ | ・サッカー史上に名を残すスター選手 ・ナポリをセリエAで2回の優勝に導くなど「ナポリの王」として活躍 |
アヤックス | 14 | クライフ | ・トータルフットボールの体現者 ・アヤックスではチャンピオンズカップ3連覇に大きく貢献し、バロンドールを3度も受賞 |
インテル | 4 | サネッティ | ・19年にもわたってインテルでプレー ・インテルで歴代最多となる857試合に出場 |
ACミラン | 3 | マルディーニ | ・ACミラン一筋で25年も在籍 ・世界最高の左サイドバックと称され、セリエA優勝7回、チャンピオンズリーグ優勝5回に大きく貢献 |
ブレシア | 10 | ロベルト・バッジョ | ・ユヴェントス、ACミラン、インテルなどでプレーし、バロンドールも受賞 ・現役最後に所属したブレシアでの背番号10が永久欠番に |
ウェストハム | 6 | ボビー・ムーワ | ・イングランド最高のディフェンダーの一人 ・イングランドのワールドカップ初優勝に大きく貢献 |
チェルシー | 25 | ゾラ | ・今のようなビッグクラブになる前のチェルシーで大活躍して今もなおファンから愛されいる ・公式な永久欠番ではないものの着用していた「25」はゾラ以降、誰もつけていない |
バーミンガム | 22 | ベリンガム | ・バーミンガムのアカデミー出身で16歳38日というクラブ最年少トップデビュー ・バーミンガムでの出場は44試合のみだが、ドルトムントに移籍する際に「22」を永久欠番にした |
上記の選手達は大きな功績を残したことから、永久欠番となっています。
これ以外にもサッカーでは在籍中に亡くなった選手を称えて、着用していた背番号を永久欠番とするケースも多くあります。
代表チームでの背番号
クラブチームと代表チームでは背番号の決め方が異なります。
クラブチームでは自由に背番号を選ぶことができましたが、代表チームでは基本的に1~26までの番号の中から着用することになります。
これはワールドカップの登録可能選手が26人までとなっていて、1~26番までの背番号のみを着用しなくてはならないからです。
もっとサッカーについて詳しくなりたい方へ
ここまで背番号について詳しくお伝えしてきました。
サッカーでは背番号の意味などを知っていると、より楽しむことができるようになります。
ただ、サッカーは奥深いスポーツなので、背番号以外にも知識を身に着ければ身に着けるほど試合を楽しむことができるようになります。
例えばフォーメーション、戦術、歴史、サッカー選手についてなどの知識ですね。
最近では電子書籍が普及しているので、スマホで気軽に読むことも可能です。
ただ、サッカーに関する本はありすぎて、どれを読めばいいかわからないという方は多いと思います。
そんな方は「【無料あり】もっとサッカーのことを知りたい方におすすめの本10選!」でおすすめのサッカー本をまとめているので、参考にしてみてください。
フォーメーション、戦術、歴史、サッカー選手のことなどジャンル別におすすめの本を紹介しています。
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まとめ:サッカーの背番号の決め方は自由!背番号にも注目してみよう
今回はサッカーの背番号についてお伝えしました。
背番号はポジションとの関連性は多少あるものの、以下のようなルールを守れば何番をつけてもOKです。
- チーム内で同じ背番号の選手がいてはいけない
- 多くのリーグでは0を除く1~99番をつける
基本的には選手が自由に決めることができますね。
決してうまい順などではないので、ぜひ覚えておいてください。
ちなみに背番号以外にもサッカーには覚えておいた方がいい知識が色々とあります。
こちらの記事でまとめているので、ぜひチェックしてみてください。