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サッカーの定番フォーメーション5種類を紹介!【初心者向け】

2021年7月18日

サッカーの定番フォーメーション5種類を紹介!【初心者向け】

 

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サッカー初心者
サッカーを見ているとフォーメーションが色々あってわからない!

フォーメーションの基礎や種類について詳しく知りたい!

 

サッカー観戦初心者の方のこんなお悩みを解決します。

 

サッカーを見ていると「4-2-3-1」や「4-3-3」といったように様々な種類のフォーメーションに出会います。

フォーメーションは数がたくさんあるので、何を覚えていいのかよくわからないですよね。

 

そこで今回はサッカー観戦初心者の方が覚えておくべき定番のフォーメーションを5つご紹介します。

 

先に結論から言うと定番のフォーメーションは以下の5つです。

 

「そもそもフォーメーションってなに?」という基礎から、それぞれのフォーメーションのメリットやデメリットまでを詳しくお伝えしていきます。

 

フォーメーションを知っているとサッカーを見るのがより楽しくなるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
青太郎

 

「基礎はいいから覚えておきたい5つのフォーメーションの種類を早く知りたい!」という方はこちらをクリックしてください。

 

 

サッカーのフォーメーションの種類を知る前に覚えておきたい基礎

サッカーのフォーメーションの種類を知る前に覚えておきたい基礎

 

フォーメーションとは

フォーメーションとは選手の配置の仕方です。

 

サッカーではゴールキーパーは必ず1人置かなくてはいけませんが、それ以外の選手をどこにどのように配置しても問題ありません。

 

極端に言うとゴールキーパー以外の10人全員を攻撃的な選手にすることも可能です。

ただ、守備がボロボロになるので確実に負けますね

青太郎

 

フォーメーションは自由ですが、様々な監督やコーチが今まで試行錯誤してあみだしてきた定番の形がいくつかあります。

その形を基本として各チームごとに戦術を練り、試合に挑んでいますね。

 

フォーメーションの呼び方

「4-2-3-1」「4-3-3」などフォーメーションの話をする際には暗号のような言葉が飛び交います。

 

サッカー観戦初心者の方は「なんか難しそう」と感じてしまうかもしれませんが実は簡単です。

暗号めいていますが、実はゴールキーパーを除いた選手の人数をポジションごとに後ろから順番に言っているだけです。

 

ここから例をあげながら解説していきますが、ポジションについてよくわからないという方は「サッカーのポジション11種を細かく解説!【サッカー観戦初心者でも簡単】」で解説しているので、チェックしてみてください。
青太郎

 

「4-3-3」の場合

例えば以下の図は「4-3-3」と呼ばれるフォーメーションです。

 

サッカーのフォーメーション_4-3-3の例

 

この図でゴールキーパーを除いた3つのポジションの選手の人数は以下のようになっています。

  • DF(ディフェンダー):4人
  • MF(ミッドフィルダー):3人
  • FW(フォワード):3人

 

サッカーのフォーメーション_4-3-3の解説2

 

後ろのポジションから順番に言うと「4(ディフェンダー)-3(ミッドフィルダー)-3(フォワード)」となりますね。

 

「4-5-1」の場合

以下の図をポジションごとの人数で呼ぶと「4-5-1」となりますね。

 

サッカーのフォーメーション_4-5-1

 

もちろん「4-5-1」でもOKなのですが、ミッドフィルダーをひとくくりに「5」としてしまうとほかのフォーメーションと区別がつきにくくなります。

 

ミッドフィルダーをひとくくりにしてまうと、例えば上の図とは形が違う以下のフォーメーションも「4-5-1」となってしまいますね。

 

サッカーのフォーメーション_4-5-1_パターン2

 

ミッドフィルダーが多い場合は紛らわしいので細分化して呼ぶことが多いです。

 

最初にお伝えした「4-5-1」の場合は、以下の図のようにミッドフィルダーを2列に分けてしまいます。

 

サッカーのフォーメーション_4-2-3-1

 

そうすると「4-2-3-1」と呼ぶことができますね。

 

ちなみに2列に分けたミッドフィルダーはゴールキーパー側と相手ゴール側では役割が違い、以下のように呼ぶことが多いです。

  • ゴールキーパー側のミッドフィルダー:守備の役割が多い「守備的ミッドフィルダー」
  • 相手ゴール側のミッドフィルダー:攻撃的な役割が多い「攻撃的ミッドフィルダー」

 

2番目にお伝えした「4-5-1」も以下の図のようにミッドフィルダーを2列に分けてしまうと「4-3-2-1」と呼ぶことができます。

 

サッカーのフォーメーション_4-3-2-1

 

これで以下のように区別がつくようになりましたね。

  • 最初に紹介した「4-5-1」⇒「4-2-3-1」
  • 2番目に紹介した「4-5-1」⇒「4-3-2-1」

 

フォーメーションは様々な形があるけど固定ではない

フォーメーションには「4-2-3-1」や「4-3-3」といったように基本的な形があります。

ただ、フォーメーションは試合中にずっとそこでプレーしなければいけないわけではなく、状況に応じて移動しますね。

 

例えば相手に攻め込まれていたらフォーメーション上は攻撃的なポジションの選手も守備に回ることもあります。

逆にチャンスのときは守備的な選手が攻撃に参加することもあります。

 

また、試合状況によってはフォーメーションの形をのものを変えることもありますね。

例えばリードを守りたいときには守備のポジションの選手を増やして、守備的なフォーメーションにする。

逆に負けているときには攻撃的な選手を増やして、攻撃的なフォーメーションにするなどですね。

 

ここら辺の駆け引きがサッカーのおもしろいところの一つですね。
青太郎

 

サッカー観戦初心者が覚えておきたい5種類のフォーメーション

サッカー観戦初心者が覚えておきたい5種類のフォーメーション

 

ここからはサッカー観戦初心者が覚えておきたい定番の5種類のフォーメーションをご紹介します。

 

フォーメーションの種類①:4-4-2

「4-4-2」はベーシックで歴史のあるフォーメーションです。

 

ディフェンダーが4人、ミッドフィルダーが4人、フォワードが2人のフォーメーションですね。

 

サッカーのフォーメーション_4-4-2の紹介

 

「4-4-2」のメリット

  • バランスがいい
  • フォワードが2人いる

 

「4-4-2」のフォーメーションはバランスよくピッチ上に選手を配置することができます。

選手同士が近い距離にいるので、守備もしやすいですね。

 

また、「4-4-2」はフォワードが2人いる2トップという形です。

守備でボールを奪うことができた際に、攻撃的な選手が相手ピッチに2人いることになるので守備から攻撃への切り替えがしやすくなりますね。

 

攻撃時はフォワード2人と左右のミッドフィルダー2人が中心となります。

そこに中盤のミッドフィルダー2人や左右の外側にいるディフェンダーが絡んでいき、攻撃に厚みを持たせますね。

 

守備時はディフェンダー4人が中心となります。

そこに場合によっては中盤のミッドフィルダー2人も参加する形になります。

 

「4-4-2」のデメリット

  • 水平に選手が並んでいるのでボールを運びづらい
  • 中盤の選手が少ない
  • フォワードの選手の動きが制限されることも

 

「4-4-2」のフォーメーションは選手が水平に並んでいます。

なのでプレーも水平的なものになり、ボールを前に運びづらくなりますね。

 

「4-4-2」は中盤の選手が2人なので相手が中盤の選手を3人配置しているフォーメーションの場合は数的不利になってしまうのもデメリットです。

 

また、メリットのところでフォワードが2人いるとお伝えしましたが、これはケースによってはデメリットにもなります。

例えばフォワード2人がお互いに邪魔し合ってしまい、動きが制限されてしまうこともあります。

 

選手のタイプやコンビネーションが重要になってきますね。

 

フォーメーションの種類➁:4-2-3-1

「4-2-3-1」は少し前に流行して、一時期は多くのチームで採用されていたフォーメーションです。

 

ディフェンダーが4人、ミッドフィルダーが5人、フォワードが1人のフォーメーションですね。

 

サッカーのフォーメーション_4-2-3-1

 

「4-2-3-1」のメリット

  • 攻守にバランスがいい
  • 前線から守備を行いやすい
  • 守備に人数をかけられる

 

「4-2-3-1」は攻守にバランスがいいフォーメーションとなります。

 

攻撃時はフォワード1人と前線にいる3人のミッドフィルダーが中心になります。

ここに状況に応じて後ろにいる2人のミッドフィルダーが攻撃に参加したり、左右の外側にいるディフェンダーが攻撃に参加したりと攻撃に幅を持たせることができますね。

 

守備時はディフェンダー4人+後ろにいるミッドフィルダー2人が中心となります。

6人を守備にあてることができるので安定感がありますね。

 

「4-2-3-1」のデメリット

  • バランスが崩れると大きなスペースが生まれる
  • フォワードが1人なので孤立する可能性

 

「4-2-3-1」はバランスがいいフォーメーションですが、そのバランスが崩れると大きなスペースが生まれてしまいます。

 

例えば後ろにいるミッドフィルダー2人が前に出すぎるとその後ろにスペースが生まれますね。

ここにうまくパスを出されると、一気にピンチになります。

 

また、「4-2-3-1」はフォワードが1人のワントップという形です。

フォワードが1人なので相手ディフェンダーから厳しいマークをつけられることになります。

 

そのため、うまくボールに絡めずに孤立してしまうというケースが多くなります。

 

フォーメーションの種類③:4-3-3

「4-3-3」は最近多くのクラブチームで採用されていているフォーメーションです。

 

ディフェンダーが4人、ミッドフィルダーが3人、フォワードが3人のフォーメーションですね。

 

サッカーのフォーメーション_4-3-3の解説2

 

「4-3-3」のメリット

  • コンパクト
  • 攻撃力が高い
  • パスが繋ぎやすい

 

「4-3-3」はフォワードが3人いるので攻撃力が高いフォーメーションとなります。

ただ、攻撃ばかりではなく全体的にコンパクトでバランスもいいですね。

 

攻撃時はフォワードが3人と前線にいるミッドフィルダー2人が中心となります。

ここに左右の外側にいるディフェンダー2人が絡んで、攻撃に厚みを持たせます。

 

守備時は後ろにいるミッドフィルダー1人とディフェンダー4人が中心となりますね。

チームによって様々ですが、後ろにいるミッドフィルダーはあまり攻撃で上がりすぎないが多いです。

 

「4-3-3」のデメリット

  • スペースが生まれやすい
  • 中盤の選手の運動量が多い

 

「4-3-3」は中盤にいるミッドフィルダー3人の動きが肝となります。

 

中盤にスペースが生まれやすいフォーメーションなので、ここをミッドフィルダー3人でうまくカバーしないと相手にチャンスを与えてしまいます。

そのため、中盤のミッドフィルダー3人の運動量が必然的に多くなってしまいますね。

 

フォーメーションの種類④:3-4-2-1

「3-4-2-1」も最近割と採用しているチームが多いフォーメーションです。

 

ディフェンダーが3人、ミッドフィルダーが6人、フォワードが1人のフォーメーションですね。

 

サッカーのフォーメーション_3-4-2-1

 

「3-4-2-1」のメリット

  • 攻撃時に相手コートに多くの選手を配置できる
  • 多彩な攻撃ができる
  • 守備が安定する

 

「3-4-2-1」は3バックと呼ばれる形です。

ディフェンダーが3人は守備に専念して、攻撃参加のために高い位置まで上がることはあまりありません。

 

ミッドフィルダー6人のうち左右の外側にいるミッドフィルダーをウィングバックと呼びます。

「3-4-2-1」ではこのウィングバックの選手は攻撃にも守備にも参加することになります。

 

攻撃時はフォワード1人とその後ろにいるミッドフィルダー2人が中心となります。

そこに中盤のミッドフィルダー2人とウィングバック2人が絡んでいき、攻撃に厚みを持たせますね。

 

守備時はディフェンダー3人とウィングバック2人が中心となります。

そこに場合によっては中盤のミッドフィルダー2人も参加するので守備が安定します。

 

「3-4-2-1」のデメリット

  • 両ウイングバックに疲労がたまりやすい
  • ウイングバックの背後にスペースが生まれやすい

 

「3-4-2-1」ではとにかくウィングバックの選手が重要になります。

ウィングバックの選手は攻撃にも守備にも大きく関わることになので、常にピッチを上下することになります。

 

そのため、運動量が多くなるので疲労がたまりやすいですね。

 

また、ウィングバックが攻撃参加した際にはその後ろに大きなスペースが生まれてしまいます。

ここを相手に利用されると大きなピンチを招くことになってしまいます。

 

フォーメーションの種類⑤:3-5-2

「3-5-2」はときどき見かけるフォーメーションです。

 

ディフェンダーが3人、ミッドフィルダーが5人、フォワードが2人のフォーメーションですね。

 

サッカーのフォーメーション_3-5-2

 

「3-5-2」のメリット

  • フォワードが2人いる
  • 多彩な攻撃ができる
  • 守備が安定する

 

「3-5-2」はフォワードが2人いるツートップという形です。

守備でボールを奪うことができた際に、攻撃的な選手が相手ピッチに2人いることになるので守備から攻撃への切り替えがしやすくなりますね。

 

また、「3-5-2」でも「3-4-2-1」と同様にウィングバックが攻撃にも守備にも参加することになります。

 

攻撃時はフォワード2人とその後ろにいるミッドフィルダー1人が中心となります。

そこに中盤のミッドフィルダー2人とウィングバック2人が絡んでいき、攻撃に厚みを持たせますね。

 

守備時はディフェンダー3人とウィングバック2人が中心となります。

そこに場合によっては中盤のミッドフィルダー2人も参加するので守備が安定します。

 

「3-5-2」のデメリット

  • 両ウイングバックに疲労がたまりやすい
  • ウイングバックの背後にスペースが生まれやすい
  • フォワードの選手の動きが制限されることも

 

「3-5-2」は「3-4-2-1」と同様にウィングバックは攻撃にも守備にも大きく関わることになるので、常にピッチを上下することになります。

そのため、ウィングバックは運動量が多くなるので疲労がたまりやすいですね。

 

また、ウィングバックが攻撃参加した際にはその後ろに大きなスペースが生まれるのもデメリットです。

ここを相手に利用されると大きなピンチを招くことになってしまいますね。

 

メリットのところでフォワードが2人いるとお伝えしましたが、これはケースによってはデメリットにもなります。

例えばフォワードが2人いるとお互いに邪魔し合ってしまい、動きが制限されてしまうこともあります。

 

選手のタイプやコンビネーションが重要になってきますね。

 

サッカーのフォーメーションについてもっと詳しく知りたい方へ

サッカーのフォーメーションについてもっと詳しく知りたい方へ

 

ここまでサッカーのフォーメーションの基礎や種類についてお伝えしてきました。

 

フォーメーションはかなり奥深い世界なので、もっと詳しくなりたい方におすすめなのが以下のようなフォーメーションの本を読んでみることです。


 

フォーメーションについて詳しくなればなるほど、サッカーを深く理解することができ、見るのがより楽しくなります。

最近は電子書籍で通勤中などに気軽に読むこともできますね。

 

サッカーのフォーメーションに関する本はたくさんあるので、おすすめのものは「【無料あり】もっとサッカーのことを知りたい方におすすめの本10選!」でまとめています。
青太郎

 

フォーメーションだけでなく、戦術、歴史、サッカー選手のことなどジャンル別におすすめの本を紹介しています。

また、紹介しているサッカー本はすべて無料で読むことが可能なので、ぜひ参考にしてみてください。

 

まとめ:サッカーのフォーメーションの種類を覚えると試合を見るのがより楽しくなる!

まとめ:サッカーのフォーメーションの種類を覚えると試合を見るのがより楽しくなる!

 

今回はサッカーのフォーメーションについてお伝えしました。

 

サッカーのフォーメーションは「4-2-3-1」「4-3-3」など暗号めいていますが、ゴールキーパーを除いたポジションの選手の人数を後ろから順番に言っているだけです。

このことを理解しているだけで、フォーメーションの基礎はバッチリです。

 

また、この記事ではサッカー観戦初心者の方が覚えておいてほしい定番フォーメーションを5つご紹介しました。

 

上記5つのフォーメーションのうち、どれかを採用しているチームは多いので、覚えておくことをおすすめします。

これ以外の変わったフォーメーションがでてきたら、その都度覚えていってみてください。

 

ちなみにフォーメーション以外にもサッカーには覚えておいた方がいい知識が色々とあります。

こちらの記事でまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

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