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歴史や特徴を知りたい!
チェルシーに興味をもった方のこんなお悩みを解決します。
この記事を書いた人
チェルシーはイングランドのサッカークラブです。
日本ではそこまで有名ではないかもしれませんが、世界的には超有名なビッグクラブですね。
私はチェルシーが大好きで、2013年から応援し続けています。
今回はこれからチェルシーを応援していきたいと思っている方、最近チェルシーファンになった方へ向けてチェルシーの基礎知識、歴史、特徴をお伝えしていきます。
きっとチェルシーのことを深く知ることができるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
サッカークラブ「チェルシー」の基礎知識
まずはサッカークラブ「チェルシー」の基礎知識をお伝えしていきます。
正式名称
チェルシーの正式名称は「Chelsea Football Club」です。
チェルシーFCと表記されることもあります。
愛称
チェルシーの愛称は「ブルーズ(Blues)」です。
チームカラーの青からこの愛称がつきました。
本拠地
チェルシーはイングランドのロンドンをホームタウンとしています。
ロンドンのチェルシー地区にあるサッカークラブなので「チェルシー」という名称になりました。
チェルシーのホームスタジアムの名前は「スタンフォード・ブリッジ」です。
サポーターからは「The Bridge」と呼ばれています。
所属リーグ
チェルシーが所属しているのはイングランドの1部リーグである「プレミアリーグ」です。
プレミアリーグは世界でもトップレベルのリーグです。
ダービーマッチ
ダービーマッチとはライバルと対戦する試合のことです。
ダービーマッチは主に同じ地区・地域に本拠地があるチーム同士が対戦する試合のことをいいます。
同じ地区・地域のライバルチーム同士が対戦するので必然的に盛り上がりますね。
チェルシーの場合、ロンドンに本拠地があるので同じロンドンに本拠地があるチームとの対戦がダービーマッチとなります。
ロンドンを本拠地としているチームはいくつかありますが、トッテナム、アーセナルと対戦するダービーマッチは非常に盛り上がります。
アーセナルと対戦するダービーマッチは「ビッグロンドンダービー」と呼ばれることもありますね。
獲得タイトル一覧
チェルシーはこれまで様々なタイトルを獲得してきました。
その一覧は以下となります。
- リーグ優勝:6回
- FAカップ優勝:8回
- リーグカップ優勝:5回
- コミュニティーシールド優勝:4回
- チャンピオンズリーグ優勝:2回
- クラブワールドカップ優勝:1回
- ヨーロッパリーグ優勝:2回
- ウィナーズカップ優勝:2回
※1999年に廃止された大会 - UEFAスーパーカップ優勝:2回
獲得できる主要なタイトルはすべて手に入れていますね。
サッカークラブ「チェルシー」の歴史
チェルシーの創立
チェルシーは1905年3月10日に創立されました。
そのきっかけはスタンフォード・ブリッジを購入したミアーズ兄弟がフラム(ロンドンをホームスタジアムとしているクラブ)にスタンフォード・ブリッジを本拠地として使用することを打診するも拒否されたからです。
フラムに拒否されたミアーズ兄弟はスタンフォード・ブリッジを本拠地として使用するクラブが必要となり、「チェルシー」が設立されました。
なんとも消極的な理由での設立ですね。
低迷期
今でこそビッグクラブとなったチェルシーですが、最初からうまくいっていたわけではありません。
初めてリーグ優勝をしたのは1954-55シーズンと設立から約50年もかかっています。
初めてのリーグ優勝から一気にビッグクラブへと駆け上がるかと思いきや翌年以降はカップ戦で優勝することはありましたが、リーグ戦で思うような結果を出せません。
2部に降格することもあり、いわゆる中堅クラブといった感じでしたね。
アブラモヴィッチ時代
2003年にチェルシーの運命を大きく変える出来事が起こります。
ロシア人の富豪アブラモヴィッチがチェルシーを買収し、オーナーとなりました。
ここからチェルシーはアブラモヴィッチの豊富な資金力を生かしてビッグクラブへの歩みを進めていくことになります。
2004年にモウリーニョが監督に就任すると、2004-05シーズンは29勝8分1敗で失点数わずか15と驚異的な成績でリーグ戦で優勝します。
リーグ戦優勝は1954-55シーズン以来、50年ぶりのことでした。
1954-55シーズンの優勝後は低迷したチェルシーですが、今回は違います。
翌2005-06シーズンもリーグ戦で優勝を果たし、その後もリーグ戦で上位の常連となっていきます。
2011-12シーズンにはヨーロッパNo.1を決めるチャンピオンズリーグで初めての優勝を果たし、ビッグクラブとしての地位を確立しました。
ベーリー時代
2003年からチェルシーのオーナーとなったアブラモヴィッチですが、2022年のロシアのウクライナ侵攻の影響でイギリス政府により資産が凍結されてしまいます。
これによりチェルシーは選手の契約や公式グッズの販売が禁止される制裁を受けることになりました。
クラブの存続が危ぶまれるなかアブラモヴィッチはオーナーから退き、チェルシーの売却を表明します。
新たにオーナーとなったのは米大リーグ「ドジャース」の共同オーナーであるベーリーらの共同事業体です。
この買収により制裁が解除され、チェルシーは新たなオーナーの元で歴史を築いていくことになります。
サッカークラブ「チェルシー」の特徴5選
ここからはサッカークラブ「チェルシー」の5つの特徴をお伝えしていきます。
サッカークラブ「チェルシー」の特徴①:ここ20年くらいで急速に力をつけた
歴史の箇所でもお伝えしましたが、チェルシーはここ20年くらいで急速に力をつけてビッグクラブとなりました。
そのきっかけは2003年にアブラモヴィッチがオーナーとなって豊富な資金をチェルシーに投資したことですね。
獲得タイトル数でみてもアブラモヴィッチがオーナーになる前後でクラブが大きく成長したということがわかると思います。
チェルシーが設立された1905年~2003年までに獲得したタイトル
- リーグ優勝:1回
- FAカップ優勝:3回
- リーグカップ優勝:2回
- コミュニティシールド優勝:2回
- ウイナーズカップ優勝:2回
※1999年に廃止された大会 - スーパーカップ優勝:1回
アブラモヴィッチがオーナーだった2003年~2022年の獲得タイトル
- リーグ優勝:5回
- FAカップ優勝:5回
- リーグカップ優勝:3回
- コミュニティシールド優勝:2回
- チャンピオンズリーグ優勝:2回
- クラブワールドカップ優勝:1回
- ヨーロッパリーグ優勝:2回
- スーパーカップ優勝:1回
アブラモヴィッチがオーナーになる前の約100年間よりもオーナーになってからの約20年間の方が多くのタイトルを獲得していますね。
チェルシーはクラブとしての歴史は長いですが、ビッグクラブとしての歴史はまだ長くはありません。
サッカークラブ「チェルシー」の特徴➁:資金力がある
ここまでで何度もお伝えしましたが、チェルシーには資金力があります。
アブラモヴィッチがオーナーに就任してからは豊富な資金を生かして選手の獲得を進め、ビッグクラブとしての地位を確立してきました。
そのせいか移籍期間中には移籍の噂がでた選手に対してチェルシーが獲得を狙っているというニュースが多々でるようになります。
その大半はデマですが・・・
2022年にアブラモヴィッチからベーリーにオーナーが変わってもその資金力は落ちることはなく、これからも移籍市場で注目されるクラブであり続けると思います。
サッカークラブ「チェルシー」の特徴③:アンチもけっこういる
チェルシーはけっこうアンチがいるクラブです。
その理由はいくつかありますが、一番はお金の力で強くなったというところだと思います。
アブラモビッチが買収後、豊富な資金を得たチェルシーは移籍市場で存在感を高めました。
お金の力でいい選手を買い漁り、その結果強くなっていく。
今でこそ当たり前の形になっていますが、チェルシーが買収された2003年当時はそのようなクラブは少なく、目の敵にされたようですね。
そのときの印象が悪くて、いまだに嫌いな人は嫌いなんだと思います。
また、チェルシーは結果が出なかったら監督をすぐに変えてしまうのも嫌われる要因になっています。
実際にチェルシーでは2004年以降で15回もの監督交代が行われていますね。
監督をすぐに変えるのは私もどうかと思っていますが、監督交代を繰り返して結果を出しているのも事実です。
その最たる例はヨーロッパNo.1のクラブを決めるチャンピオンズリーグでチェルシーは今まで2回優勝していますが、その2回ともシーズン途中で監督交代を行ってからの優勝でした。
このやり方で結果を出しているので何もいえないというところですね。
ただ、2022年にオーナーが変わったので監督をすぐに変えなくなる可能性もあります。
今後に注目ですね。
サッカークラブ「チェルシー」の特徴④:堅守
チェルシーのサッカースタイルといえば堅守を思い浮かべる人は多いと思います。
これは2004年に監督に就任したモウリーニョの影響が大きいですね。
ディフェンスを固めて点を奪われないようにして、ボールを奪ったら一気に攻め立てる。
このスタイルをとったチェルシーはすぐに結果を出し始めます。
モウリーニョ就任1年目の2004-05シーズンにいきなりプレミアリーグで優勝。
チェルシーがリーグで優勝するのは50年ぶりのことでした。
しかもこのシーズンの失点数はわずか15点という驚異的は数字を残しています。
いかに守備が堅いチームだったかというのがわかります。
ここからチェルシー=堅守というイメージが根付き、監督が様々変わっても守備のよさは変わらず現在まできていますね。
サッカークラブ「チェルシー」の特徴⑤:アカデミーが優秀
チェルシーはアカデミーがとにかく優秀で、素晴らしい若手選手を何人も輩出しています。
ただ、数年前まではアカデミーから素晴らしい選手がでてきてもチェルシーのトップチームにはなかなか定着することができず、結局違うチームに移籍してしまうという状況が続いていました。
実際にプレミアリーグの多くのクラブにチェルシーのアカデミー出身の選手が所属していますね。
この状況を変えたのが2019-20シーズンです。
チェルシーは移籍条項に違反してしまい、2019-20シーズンは補強禁止処分を受けてしまいました。
そんな厳しい状況の中でチェルシーの監督に就任したランパードはアカデミー出身者を積極的に起用します。
するとマウントやリース・ジェームズといったチェルシーアカデミー出身者が才能を開花させ、一気に主力へと成長しました。
その後もチェルシーアカデミー出身の選手が徐々にトップチームに定着し始めるいい流れができてきています。
まとめ:サッカークラブ「チェルシー」の特徴を知って応援しよう!
今回はサッカークラブ「チェルシー」の基礎知識、歴史、特徴をお伝えしました。
チェルシーに関する知識が深まったのではないかと思います。
チェルシーは割と最近力をつけてきたクラブです。
クラブとしての歴史は長いですが、ビッグクラブとしての歴史は浅いですね。
また、2022年にオーナーが変わり新たな歴史を刻んでいってる真っ最中です。
チェルシーに興味をもった方は今からでも全然遅くないのでチェルシーの特徴を知り、一緒に応援していきましょう!