コラム

私が延長戦は不要だと思う3つの理由

2021年9月24日

延長戦不要論

 

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サッカーではトーナメント戦などの試合で決着がつかない場合、延長戦が行われます。

最近のチェルシーだとスーパーカップで90分間で決着がつかずに、延長戦へと突入しました。

 

私は前から思っていたのですが・・・

 

延長戦っていらなくないですか?

 

前半、後半で決着がつかなければ延長戦を行わずに、すぐにPK戦を行う方がいいと思います。

 

そう思う理由は以下の3つです。

・選手の負担が大きい

・延長戦でも決着がつかず、結局PK戦になることが多い

・仕事があると試合を最後まで観れない

 

今回は延長戦について思うところをお伝えしていきます。

 

そもそも延長戦とは

サッカーの延長戦はトーナメント戦などの勝敗を必ず決めなきゃいけない試合で採用されています。

例えばEUROやワールドカップのベスト16以降の試合やチャンピオンズリーグなどのカップ戦の決勝戦ですね。

 

前半、後半の計90分が終わっても決着がつかなかった場合に延長前半、延長後半のそれぞれ15分ずつを戦うことになります。

延長後半の終了時点で得点を多くとっていたチームが勝ちになりますが、勝敗がついていない場合はPK戦で決着をつけることに。

以上が延長戦の概要となります。

 

これを踏まえて、ここからは私が延長戦は不要だと思う理由を詳しくお伝えしていきます。

 

選手の負担が大きい

延長戦を戦うと当たり前ですが、選手の疲労は大きくなります。

全力で前半、後半合わせて90分を戦い切った後に延長前半、延長後半合わせて30分を戦わなければいけなくなりますもんね。

実際に試合を観ていても延長戦では疲労から、あまりいいプレーをできない選手が多くいます。

 

延長戦を戦うとはサラリーマンでいう残業をするということです。

やっとの思いでその日の仕事をやりとげ、帰宅しようとしたときに上司から仕事を頼まれて結局、残業で帰りが遅くなるようなもの・・・

 

延長戦を戦う機会があるということはトーナメント戦で勝ち抜いているチームだということ。

そういうチームはただでさえ試合数が多くなっているので選手達の負担が大きいです。

それに加えて延長戦があると、より負担は増していきます。

選手の負担を少しでも軽減するために延長戦は廃止してもいいのでは。

 

延長戦でも決着がつかず、結局PK戦になることが多い

延長戦を採用している一番の理由はPK戦をなるべく少なくするためです。

ただ、実際は延長戦でも決着がつかずに結局はPK戦が行われる試合が多いです。

 

例えば・・・

先日行われたEURO2020で延長戦に突入したのは8試合です。
そのうち4試合が延長戦で決着がつかず、結局PK戦に。

2018年のワールドカップでは延長戦に突入したのは5試合。
そのうち4試合が延長戦で決着がつかず、結局PK戦に。

2011-2012シーズンから2020-2021シーズンまでのチャンピオンズリーグの決勝戦では計10試合のうち延長戦に突入したのは3試合。
そのうち2試合が延長戦で決着がつかず、結局PK戦に。

 

主要な大会の例を挙げてみましたが、延長戦に突入した試合の多くはPK戦に突入しています。

 

今回挙げた試合で単純計算してみると延長戦になったのは計16試合、その内PK戦になったのが10試合。

延長戦で試合が決着しない確率は約62%となります。

 

もちろんデータの取り方次第で、この確率は変わりますが延長戦で決着がつかないケースが多いということは伝わったと思います。

結局PK戦になる可能性が高いのなら、延長戦をやる意味はないのではないでしょうか。

 

仕事があると試合を最後まで観れない

海外サッカーの試合は日本時間の深夜に行われることが多いです。

毎回深夜に観るのは大変なので、私はほとんどの試合を見逃し配信で観ています。

そんな私でもカップ戦の決勝など重要な試合は生で観たいもの。

 

しかし決勝戦は後半が終了した時点で決着がついていないと、延長戦が行われることが多いです。

延長戦が行われると試合時間は30分以上伸びることになります。

仕事がない日から問題ありませんが、仕事がある日だと延長戦を全部観れないことに。

 

私の場合だと延長後半がもうすぐ終わるという時間で、家を出なくてはならないケースが多いですね。

中途半端なところで観るのをやめることによって、結果が非常に気になるまま仕事に向かうことになります。

せっかく早起きして試合を観ていたのに結果がわからないというのはかなりのストレスです。

それなら見逃し配信で観ればよかったという風に思ってしまいますもんね。

 

もし延長戦がなくてすぐにPKが行われれば、決着を見届けてからスッキリとした気持ちで仕事に向かえます。

私のストレス軽減のためにも延長戦はなくしてもらいたいです。

 

 

以上、延長戦の概要と廃止すべき理由を3つお伝えしました。

いかがだったでしょうか。

 

たしかに運の要素が強いPK戦をなるべく減らしたいという狙いはあるのでしょうが、実際にはそんなに減らせていません。

延長戦で必ず決着がつけばいいのですが、多くの場合は延長戦の後にPK戦を行う必要がでてきます。

満身創痍の状態ではなかなかPKも集中し切れず、本来の実力が出せないと思います。

 

延長戦をなくしていきなりPK戦を行う方が選手の疲労度も少ないので、PKもより集中して行えるのではないでしょうか。

PKの名勝負も増えていくことになるでしょう。

延長戦をなくすことはメリットの方が多いと思うので、FIFAの偉い人にぜひ検討してもらいたいです。

 

 

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