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【日本ではまだマイナーな大会】ネーションズリーグの概要

2021年10月7日

 

ネーションズリーグ概要

 

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「ネーションズリーグって最近聞くけど、ネーションズリーグってなに?」

と思っているそこのあなた。

 

正直、私もネーションズリーグについてよく知りませんでした。

いつの間にか始まっていて、日本ではあまり話題になってないですもんね。

 

そこで今回はまだまだマイナーなネーションズリーグについてお伝えしていきます。

 

ネーションズリーグ概要

開催時期

ネーションズリーグは偶数年の9月から翌年の10月にかけて行なわれます。(第1回大会は9月から翌年6月にかけて行われました)

今回の第2回大会だと2020年9月(偶数年)から2021年10月にかけて行なわれています。

 

開催の背景

UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)主導で行われている有名な国際大会はFIFAワールドカップの予選、EUROです。

それに次ぐ国際大会を開きたいという思いから開催が決定。

2018年に第1回大会が開催されました。

 

開催方式

第1回大会でUEFAランキングに則り、UEFAに所属する55カ国の代表チームを上位から順にA~Dの4つのリーグに分けました。

 

ネーションズリーグ

 

Aが最も強いリーグとなる階層式となっていますね。

強い順にリーグを分けたら、各リーグ内でさらにグループを分けます。

 

グループ

 

各グループ内でホームアンドアウェーの総当たり戦が行われます。

 

第2回大会以降はリーグA~Cではそれぞれ16カ国が所属し、4カ国ごと4つのグループに分かれて対戦することに。

リーグDは7カ国が所属し、4カ国と3カ国のグループに分かれて対戦します。

 

グループ2

 

この各グループの試合結果で、次回大会のリーグが決まることになります。

 

 

最低位のリーグDでは各グループの1位の国が次回大会ではリーグCに昇格します。

 

リーグD

 

 

リーグCでは各グループの1位の国が次回大会ではリーグBに昇格。

各グループの4位の国はプレーオフを戦い、勝った2カ国は次回大会でリーグC残留、負けた2カ国はリーグD降格となります。

 

リーグC

 

 

リーグBでは各グループの1位の国が次回大会でリーグAに昇格、各グループ4位の国がリーグCに降格に。

 

リーグB

 

 

最高位のリーグAでは各グループの4位の国は次回大会でリーグBに降格となります。

Aグループ内の各グループ1位の国は決勝ラウンドへ進出することに。

 

リーグA

 

決勝ラウンドはトーナメント方式の一発勝負で試合を行っていき、勝ち進んだチームが優勝となります。

 

決勝ラウンド

 

大会結果

ネーションズリーグはまだ2018-2019年に1度行われただけの歴史が浅い大会となります。

その第1回大会で決勝に進出したのはポルトガルとオランダ。

結果は1-0でポルトガルが勝利して、初代王者となりました。

 

ネーションズリーグのメリット

親善試合がなくなる

ネーションズリーグの試合は元々親善試合をやっていた日程に置き換わる形で行われます。

親善試合のためにシーズン中の選手がわざわざ代表に合流するのではなく、ネーションズリーグという公式戦のために合流することになるため、選手のモチベーションは高まることに。

観ている人も親善試合よりも熱の入ったプレーを楽しむことができるようになりました。

 

あまり強くない国が恩恵を受ける

以前まではあまり強くない国は親善試合を組みづらいという問題がありました。

しかし、親善試合からネーションズリーグに変わってからは参加すれば試合を行うことができます。

あまり強くない国にとっては試合経験を積むことができ、成長につながりますね。

また、テレビ放映料など経済的収入も安定して得ることができるようになるので、あまり強くない国にとってはありがたいことですね。

 

ネーションズリーグのデメリット

選手の負担が増える

強豪チームの選手たちは、ただでさえ過密日程で負担が大きいです。

その上に親善試合ではなく公式戦であるネーションズリーグが開催されるようになって、その負担は増します。

親善試合と公式戦では選手の取り組み方が変わってきますよね。

代表監督も親善試合だったら主力選手を途中で交代させたりしますが、公式戦となると負けられないので長時間試合で使う傾向に。

出場時間が増えれば、当然その分疲労もたまります。

怪我なども増えてくると思うので、選手の負担は大変なものになりますね。

 

 

以上、今回はネーションズリーグについてお伝えしました。

いかがだったでしょうか。

日本ではまだまだマイナーなので知らなかった人も多いかと思います。

 

チェルシー好きの私としてはネーションズリーグは不要かなと思いますね。

たしかにあまり強くない国にとってはメリットですが、強豪クラブチームからしたらデメリットが大きいです。

チェルシーも強豪クラブなので、所属するほとんど全選手が各国の代表で中心となるような選手です。

そのためネーションズリーグで選手たちの負担は増すことに。

 

公式戦となると代表の招集を拒否しづらいでしょうし、怪我などをしたら所属元のチェルシーが打撃を受けることになります。

ただでさえ過密日程なのに、これ以上公式戦を増やさないでほしいですね。

EUROがあるので、UEFA主導の代表戦はそれで十分かと思います。

 

色々大人の事情があるのでしょうが・・・

 

 

 

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