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サッカー用語って色々ありますよね。
試合中の解説者やサッカー好きの人は、当然のようにサッカー用語を使って話しています。
サッカー観戦初心者からすると「何言ってんだ?」となりますよね。
サッカーの用語は横文字でややこしいものが多いので、サッカーは難しいと思ってしまう人も多いかと思います。
しかし、用語がわからないといってサッカー観戦を挫折してしまうのはもったいない。
この記事ではサッカー用語がよくわからないというあなたに、代表的なサッカー用語とその使用例をわかりやすくお伝えしていきます。
今回は「あ行」のサッカー用語です。
もちろん初めから全部覚えなくても大丈夫。
試合を観たり、サッカー好きの人と話している中でわからない用語がでてきたとき、この記事の解説を読んでみてください。
では、早速見ていきましょう。
あ行のサッカー用語 一覧
「あ」からはじまるサッカー用語
アーリークロス
左右のサイドから相手ゴール前やペナルティエリア内を狙って出すロングパスのことをクロスやセンタリングと呼びます。
クロスボールだと長いのでクロスと略して言われることが多く、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
アーリークロスはクロスの一種で、簡単に言うと早いタイミング(アーリー)でクロスを出すプレーです。
図のように相手のディフェンスとゴールキーパーの間に走りこむ味方選手を狙って出すことが多く、うまく通れば大チャンスになります。
<例文>
青太郎からいいアーリークロスが入った。
アウェー
対戦相手の本拠地スタジアムのこと。
反対語は自分たちの本拠地スタジアムのことを指す言葉の「ホーム」。
アウェーで行われるゲームをアウェーゲームと呼びます。
相手の本拠地なので当然相手チームを応援するサポーターが多く、一般的にアウェーゲームで勝つのは大変です。
<例文>
チェルシーがアウェーで勝利!
アウトスイング
ゴールから遠ざかる方向にカーブするボールを蹴ることです。
コーナーキックの際によく使われます。
直接ゴールは狙えないものの、ゴールから遠ざかっていくボールなのでゴールキーパーとしては処理の判断が難しくなりますね。
<例文>
コーナーキックから青太郎がアウトスイングのボールを入れた
アシスト
ゴールを決めた際にそのゴールに貢献するパスを出した選手に与えられる記録項目。
多くはゴールの直前にパスをだした選手に記録されます。
パスを受け取った選手がドリブルなどで状況を打開し、ゴールを決めたときにはアシストがつかないことが多いです。
<例文>
青太郎の完璧なアシスト!
足元
足元はボールの扱い方やボールを扱う技術のことを言います。
テクニックがある選手のことを足元がうまいとよく言いますね。
<例文>
青太郎は足元うまいよな~
アズーリ
イタリア代表のことをよくアズーリと言います。
イタリア語で青という意味。
イタリアのユニフォームが青いからこう呼ばれているそうです。
<例文>
EURO2020はアズーリが優勝!
アタッキングサード
図のようにピッチを3分割したときに相手ゴールに近いエリアのことです。
<例文>
チェルシーがアタッキングサードに何度も侵入する。
アップ
準備運動のことです。
交代選手がピッチに出る前には、ほぼ必ず行います。
選手の怪我などにより急遽試合に出場するときはアップなしか、十分にできないこともあります。
<例文>
青太郎がアップ始めたな~。
アディショナルタイム
アディショナルタイムとは追加時間のことです。
ファールや選手の治療で試合が中断した際に、中断していたおおよその時間が前半もしくは後半の45分が終わった後に追加されます。
<例文>
アディショナルタイム5分か。結構長いな~。
アドバンテージ
ファールがあったけれども、ファールをしていないチームが有利な展開になりそうな時には審判の判断で試合を止めずにプレーを継続させます。
これをアドバンテージをみるといいます。
アドバンテージについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
おすすめ記事:サッカーの基本ルール11個を解説【これだけ覚えておけば試合を楽しめる】
<例文>
ファールがあったけど審判がアドバンテージとったな。
アプローチ
相手選手がボールを持っている際に、ボールを奪うために近づいてディフェンスを行なうこと。
<例文>
青太郎の素早いアプローチ!
アンカー
2人のインサイドハーフの選手の後ろでプレーするポジションのこと。
チームによって守備能力が高い守備タイプの選手か、パス能力が高いパスタイプの選手かどちらかを配置することが多いです。
ポジションについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
おすすめ記事:サッカーのポジション11種を細かく解説!【サッカー観戦初心者でも簡単】
<例文>
今日の試合のアンカーは青太郎か。
「い」からはじまるサッカー用語
イエローカード
ヤバめのファールをした選手は警告として、審判からイエローカードが提示されます。
イエローカードを試合中に2枚もらうと退場になります。
詳しくは以下の記事に書いてあるので、あわせて読んでみてください。
<例文>
青太郎がファールをして、イエローカードをもらった。
インスイング
ゴールに向かう方向にカーブするボールを蹴ることです。
コーナーキックの際によく使われます。
ゴールに向かっていくボールなので少し触るだけでゴールに結びつくことも多々あります。
<例文>
コーナーキックから青太郎がインスイングのボールを入れた。
インターセプト
相手のパスを途中でカットすること。
インターセプトするためには相手選手のパスコースを予測する必要があります。
インターセプトが成功すると一気に自分たちのチームのチャンスに結びつきます。
<例文>
青太郎のインターセプトからチェルシーの攻撃に!
インテンシティ
様々な強度のこと。
ディフェンスで相手にプレッシャーの強度やボールを奪い合う際の強度などプレー強度を表すことが多い。
インテンシティが高いチームとは動きが速く、強く、思い切りがいいということ。
<例文>
チェルシーはインテンシティの高いチームだ。
「う」からはじまるサッカー用語
ウィング
センターフォワードを中心として両サイドに一人ずつ配置されるポジション。
ウィンガーとも呼ばれます。
ポジションについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
おすすめ記事:サッカーのポジション11種を細かく解説!【サッカー観戦初心者でも簡単】
<例文>
今日の試合のウィングは青太郎と青次郎か。
ウィングバック
サイドバックよりも攻撃に比重が置かれたポジション。
攻撃時はミッドフィルダーとして、守備時はディフェンダーとしてプレーするためピッチの上下動が激しいです。
ポジションについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
おすすめ記事:サッカーのポジション11種を細かく解説!【サッカー観戦初心者でも簡単】
<例文>
今日の試合のウィングバックは青太郎と青次郎か。
浮き球
浮ているボールのことです。
ふわりと滞空時間の長いロングパスのことを浮き球のパスと呼ぶことが多いです。
<例文>
青太郎から素晴らしい浮き球のパスが送られた。
裏を取る
相手ディフェンダーとゴールキーパーの間のスペースにうまく入り、ボールを受けることです。
裏に抜けるとも言います。
タイミングが悪いとオフサイドになる事も多々。
<例文>
青太郎が相手の裏を取ってゴールを決めた。
「え」からはじまるサッカー用語
エースストライカー
チームで多くの得点を獲得して、攻撃を牽引する選手のこと。
一般的にフォワードの選手が呼ばれることが多いです。
<例文>
青太郎はチームのエースストライカーだ。
エンド
陣地という意味です。
ピッチを真ん中で半分に区切り、半分は自分達のエンドもう半分は相手のエンドとなります。
ハーフタイム後には自分のエンドと相手のエンドが入れ替わります。
<例文>
エンドが変わった後半、チェルシーが攻めたてます。
「お」からはじまるサッカー用語
オーバーヘッドキック
空中のボールを地面に背を向けた状態で頭より高い位置で蹴ること。
アクロバティックで危険性が高いプレー。
バイシクルキックとも呼ばれます。
<例文>
青太郎がオーバーヘッドキックでゴールを奪った。
オーバーラップ
後方にいる選手(ディフェンダーが多い)が前方へ上がって攻撃に参加すること。
オーバーラップによって、攻撃する人数が増えるので攻撃に厚みが出ます。
一方でオーバーラップをしているときにボールを奪われると守備の人数が減っている状態なのでピンチを招きます。
タイミングの見極めが大事ですね。
<例文>
オーバーラップしてきた青太郎へのパス。
オウンゴール
誤って自分のチームのゴールにボールを入れてしまうこと。
ディフェンスの際にミスや意図せず体に当たってしまった結果、オウンゴールとなることが多いです。
<例文>
相手ディフェンダーのオウンゴールによって、チェルシーが先制。
収める
ボールをしっかりとキープすること。
主にフォワードの選手がパスを受けたとき、相手ディフェンダーがボールを取りにきても取られずボールをキープするときにボールを収めると言います。
<例文>
青太郎がボールをしっかり収める。
おとり
ボールを持っていない選手が相手選手を引き付ける動きのこと。
相手の守備バランスを崩すためにおとりの動きをして、相手選手を引き付けてチャンスを生み出します。
あまり目立ちませんが重要なプレーです。
<例文>
青太郎がおとりになり、空いた青次郎のシュート。
オフェンス
攻撃、攻撃している状態、攻撃側という意味です。
<例文>
青次郎はオフェンス能力が高い。
オフサイド
オフサイドは攻撃側の待ち伏せを禁止するためのルールです。
ここで語ると長くなるのでオフサイドについて詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
おすすめ記事:サッカーでわかりづらいルールNo.1のオフサイドを詳しく解説!
<例文>
青太郎がゴールを決めるも、オフサイドで取り消しに。
オフサイドトラップ
相手チームの選手をオフサイドポジションに誘い込み、オフサイドにする守備戦術。
相手の選手がパスを出そうとする直前に守備側がラインを上げて、相手の選手をオフサイドポジションに導きます。
守備の選手の連携が大事になり、失敗するとピンチを招きます。
<例文>
チェルシーがオフサイドトラップをかけて相手の攻撃を未然に防いだ。
オフザボール
ボールを持っていないときのこと。
サッカー選手は試合中、ボールを持っていない時間の方が多いです。
ほとんどの時間がオフザボールということになるので、オフザボールの動きが重要になります。
オフザボールの際にボールをもらう動きや相手選手を引き付ける動きなどをしていくことでチャンスにつながっていきます。
<例文>
青太郎はオフザボールの動きがいいな~
オンサイド
選手がプレーできるスペース(オフサイドではないスぺース)のことです。
<例文>
青太郎のシュートはオフサイドかと思ったが、オンサイドの判定となった。
以上、「あ行」のサッカー用語をお伝えしました。
聞いたことがある用語も多かったのではないでしょうか。
一気に覚えようとせずにわからない用語がでてきたら、その都度このページで確認してみてください。